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介護福祉士 教科別試験対策 「老人・障害者の心理」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
カウンセリングとは、「こころの治療」を目的として行われている心理学的な
アプローチのこと。
カウンセリングの手法の中で代表的なのは、ロジャースの「利用者中心のアプローチ」
の仕方である。
ロジャースは、利用者の目標を理解・尊重することが心理的問題の緩和・解決につながる
と考え、以下の3点を、カウンセラーのとるべき態度として指摘している。
@共感 A肯定的な配慮 B誠実さ
また、高齢者・障害者へのカウンセリングでは、
「ピア・カウンセリング」という手法も用いられる。
これは、同じような障害を持つものどうしがカウンセリングを行い、お互いの問題を分かち合い
成長につなげていくという方法である。
回想法とは、回想によって自分の人生を見つめなおすという過程を通して
アイデンティティの確立や社会性を獲得することを目的とした療法のこと。
回想法は、方法による分類と、対象による分類の中でそれぞれ手法がある。
@方法による分類
一般回想法・・・特定の体系を持たず利用者の意思のもとで回想をする
ライフレビュー・・・生活暦を幼年期から現在までを順を追って回想していく
A対象による分類
個人回想法・・・個人単位で回想を行う
グループ回想法・・・小集団単位で回想を行う
※一般的に、ライフレビューは「個人回想法」にとり行われる。
リアリティ・オリエンテーションとは、見当識障害のある人を主な対象として
見当識に関連する基本的情報(名前や時間・場所など)を生活の中で繰り返し伝え
認知能力を高めていこうとする手法。
リアリティ・オリエンテーションの分類
@24時間リアリティ・オリエンテーション
1日を通して見当識に関連する基本的情報を繰り返し伝えていく方法
A教室リアリティ・オリエンテーション
小集団を対象として定期的に同じ時間・同じ場所に集まって基本的情報を繰り返し
伝えていく方法
※ちょっと質問
では、見当識って何でしたっけ?
→ 「現在の自分の状況を正しく認識していること。見当識が低下して、
自分のいる場所を間違えたり、昼と夜を間違えたりするなどの症状が
現れることを見当識障害とも言います」
独学での学習に不安を覚えたら通信講座をオススメします。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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