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介護福祉士 教科別試験対策 「障害者福祉論」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
ノーマライゼーションとは、「障害を持っている人もそうでない人も、住み慣れた場所で
同じように、普通に生活をする」という考え方のこと。
ノーマライゼーションは、1950年「バンク・ミケルセン(人名)」によって初めて
提唱された。
また、その後にスウェーデンの「B・ニィリエ」は、このノーマライゼーションを、
「知的障害者の日常生活の様式や条件を社会の主流にある人々の標準や様式に
可能な限り近づけること」と定義し、そのノーマルな生活の条件として8つの項目に
まとめた。
アメリカにノーマライゼーションを広めたのは「W・ヴォルフェンスベルガー」。
ノーマライゼーションの社会的役割の達成水準を評価する項目を提示
「PASS」という名称であらわしている。
1960年代後半のアメリカでは、地域福祉サービスを行う
「コミュニティケア」の重要性が認識されるようになる。
1990年 アメリカにて「障害を持つアメリカ人法(ADA)」が制定。
1970年代にはアメリカで自立生活運動が「エドワード・ロバーツ」らによって
展開される。これは、ノーマライゼーションの理念を実現させようとする運動である。
インテグレーションとは、
障害のある子供と障害のない子供が分け隔てなく教育されること。
1948年 「世界人権宣言」・・・
「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、
尊厳と権利とについて平等である。」
「1971」年 知的障害者の権利宣言
1975年 「障害者の権利宣言」・・・
「「障害者」という言葉は、先天的か否かにかかわらず、身体的又は精神的能力の
不全のために、通常の個人又は社会生活に必要なことを確保することが、自分自身
では完全に又は部分的にできない人のことを意味する。」
1981年 国際障害者年・・・全体のテーマ「完全参加と平等」
1983年〜1992年 「国連・障害者の十年」
1993年〜2002年 「アジア太平洋障害者の十年」
「障害者基本法」・・・
1970年(昭和45年)に制定された「心身障害者対策基本法」が1993年に
全面的に改正された法律。
「この法律において「障害者」とは、身体障害、知的障害又は精神障害
(以下「障害」と総称する。)があるため、継続的に日常生活又は社会生活に
相当な制限を受ける者をいう。(第2条)」
障害は、大きく分けて3つに分けられている。
@「身体障害」 A「知的障害」 B「精神障害」
Q.「障害者の日」は何月何日? → 「12月 9日」
「身体障害者福祉法」・・・
1949年(昭和24年)、障害者を対象にした法律としては最も早く制定された。
「この法律において、「身体障害者」とは、別表に掲げる身体上の障害がある18歳以上
の者であつて、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたものをいう。(第4条)」
手帳制度・・・身体障害者福祉法では、身体障害者障害程度等級表によって
障害が1級から7級までの7つのレベルに分けられており、
「1」級から「6」級までの人に「身体障害者手帳」が交付される。
「知的障害者福祉法」・・・
知的障害者福祉法には、知的障害者の具体的な定義がなされていない。
それは、法的に定義付け出来るほど、その症状や状態が一般的でない為。
手帳制度・・・「児童相談所」または「知的障害者更生相談所」において知的障害者であると
判定された者に「都道府県知事」・指定都市市長から「療育手帳」が交付される。
Q.この手帳は、障害の程度によりどのように分けられているか
→ 「A(重度)・B(その他)」
「精神保健福祉法」・・・
「統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、
精神病質その他の精神疾患を有する者をいう。」
手帳制度・・・精神疾患を有し、精神障害のため長期にわたり日常生活、または社会生活に
制約のある者に対し、「都道府県知事」・指定都市市長から
「精神障害者保健福祉手帳」が交付される。
その手帳は1級から3級の3段階に分けられており、有効期限は「2年」
Q.この手帳には本人のあるものが含まれないが、それは何か
→ 「本人の写真添付欄や医療機関、疾患名」
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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