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介護福祉士 教科別試験対策 「医学一般」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
遺伝子は2本1組で配列されているが、どちらか片方の異常によって起きるのが
「優勢遺伝病」、1組両方の異常によって起きるのが「劣勢遺伝病」である。
また、X染色体上の異常によって起きるのが「伴性劣勢遺伝病」で、ほとんどが
「男性」に発症する。
「フェニルケトン尿症」(劣勢遺伝病)・・・
フェニルアラニンというアミノ酸が、代謝されずに体内に溜まり、
フェニルケトンという物質として尿中に排泄される疾患。
生後すぐに毛髪が赤茶色になる、皮膚が白くなるなどの症状が現れ、運動発達
や知能に障害が現れる。
※新生児マススクリーニング検査対象疾患
「ガラクトース血症」(劣勢遺伝病)・・・
体内にガラクトースが溜まり、尿中に排泄される。
肝機能障害や、白内障、運動機能・知的障害が現れる。
※新生児マススクリーニング検査対象疾患
「先天性副腎皮質過形成症」(劣勢遺伝病)・・・
副腎皮質刺激ホルモンが過剰分泌され、糖質コルチコイド以外のホルモンが増えすぎ
第二次性徴や成長に異常が起きる。
※新生児マススクリーニング検査対象疾患
「血友病」(伴性劣勢遺伝病)・・・
血液凝固因子の、8番か9番因子が欠けていたり異常があると起きる。
ささいな怪我でも出血し、血が止まりにくくなる。
※新生児マススクリーニング検査とは・・・
生まれつきの病気を持っていることを知らずに放置すると、後に障害が出てくるような
病気があり、このような病気を生まれてすぐに検査して発見して、
発病する前から治療を始めて障害を防ぐというもの。
骨膜※性染色体の異常によるものは、身体にあまりはっきりと現れないため
小児期に診断することが難しいとされています。
※常染色体の異常によるものは、同一の染色体が3本あるものや、
その一部が欠けているといったようなものが代表的です。
知的障害、骨格や内臓の形態異常などが見られます。
「ターナー症候群」・・・
性染色体がX1本分しかないという異常。
外見上は女性であるが、月経がなく第2次性徴もほとんど見られない。
「クラインフェルター症候群」・・・
性染色体がXXYと、通常よりも1本多い。
外見上は男性である。軽度の知能障害、女性化乳房、無精子症が見られる。
「ダウン症」・・・
21番染色体が3本存在するもの。
共通の顔つきや体形などの特徴があり、筋肉の緊張低下、知的障害が
見られる。
「猫鳴き症候群」・・・
5番染色体が欠けているために起こる。
知的障害をともない、子猫のような鳴き声で泣くのが特徴。
※上記のような異常のほかにも、
母体が受けた放射線、ウィルスなどの感染症、薬剤、飲酒や喫煙などを原因
として起きる疾患があります。
「先天性風疹症候群」・・・
母体が妊娠6ヶ月以内に風疹にかかった場合に発症しやすくなる。
白内障や網膜の異常、心臓の形態異常、知的障害など。
「胎児水腫」・・・
母体が妊娠初期に伝染性紅斑にかかり、先天性心疾患や腎臓の形態異常が
起きた場合に起こる。胎児の全身に浮腫が出たり、心不全や貧血が起こる。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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