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腰痛になる前に |
⇒腰痛改善・解消「福辻式」
今回は、利用者の方のベッド上でのオムツの交換をする際の一工夫を紹介します。
介護職にとって、おむつ交換はメインの仕事のひとつ。
交換しやすい人もいればそうでない人もいます。
出来ることなら余計な労力を使わずに行いたいものです。
そこで僕が気づいた一工夫を紹介します。
オムツ交換は「慣れ」という人もいそうですが、まぁそう言わずに。
ベッド上で利用者の方のオムツをはずすのに、横を向いてもらうと思うのですが、
中にはなかなか横を向けない人もいると思います。
おしりが持ち上がらなくてなかなか交換出来ないっていう人いませんか?
うちの施設では結構います。
もちろん大前提として、利用者の膝を立ててもらったりしてもです。
そんなときはズバリ、交換する位置を反対側に回ってみてください。
意外に横を向けませんか?
ついクセで、居室に入ってきた手前側からオムツ交換をしてしまいがちですが
めんどくさがらずに向こう側に回ってみてください。
介護は個別ケア?はいはい。そうですね。
これはどっちかっていうと、介護者側のやりやすさに重点を置いていますが
結局のところ利用者の方にも負担の少ないやり方でもあると思うのです。
反対側に回ってうまくいったという利用者の方は僕の経験でいうと大体片マヒの方です。
患側のほうかわオムツ交換をするとどうしてもやりにくかたのが、
健側からオムツ交換をしてみるとスムーズに横を向けたというのがこのやりにくさのオチ
でした。
セオリーとしてマヒ側を下にしてはいけないというのが頭の中にあって、それで
わざわざ大変な介助をしていたのですが、そもそもおむつ交換の一時的な間だけなら
注意して行えばマヒ側を下にしてオムツ交換をしてもいいんじゃないかと。
えと、専門家の方、これってダメですか??
あと、横を向いてもらっているときに、どうしてもすぐ身体が戻ってきてしまう方もいると思います。
そんなときどうしてますか?
片手で身体を押さえながら片手で陰部を清拭してますか?
お通じが出ていたときとか大変じゃないですか?
そういうときは、体位交換用のクッションなどを背中にスっと入れてみてください。
ホーラ、身体が戻ってこない。
これで、いくらか介護者側の負担が減ると思うのですが・・・
えと、専門家の方、これってダメですか??
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