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介護福祉士の基礎知識 〜筆記試験・実技試験の合格基準〜 |
ここは、介護福祉士という資格に関する基礎知識を得てもらうためのページです。
介護福祉士国家試験、筆記試験(学科)はどの程度の点数を取れば合格出来る
のでしょうか?
だいたいですが、総得点の約60%の点数が基準とされています。
が、
その試験を開催する年度によって細かい点数の基準が異なります。
これは、その年その年によって、試験問題の難易度が違うことと、
受験した人たちの平均点なども加味されて補正されているからです。
ちなみに平成19年度、第20回の合格基準は、
総得点120点に対し、得点82点以上の人
そしてこれを満たした人のうち、試験科目の12科目全てにおいて得点があった人
とされています。
要するに、全体の約60%の得点を取り、かつそれぞれの科目で最低1点は取っておけば
合格出来ます。
逆に言うと、不得意な科目があって、1点も取れない科目があったら
総得点で7割8割取ることが出来ても不合格となってしまいます。ご注意を。
まず、実技試験は、筆記試験に合格しなければ受けることが出来ません。
実技試験も、総得点の約60%の得点が基準とされ、
難易度や平均点に合わせて補正されます。
平成19年度の合格基準は、
総得点100点に対し、得点53.33点以上の人
となっています。
実は、実技試験はよっぽど危ないことをしない限りそうそう落ちることはない試験であると
個人的に思っていたのですが、うちの施設の同僚はなんと不合格になってしまいました。
その人はかなりデキる人だったので自分のことのようにショックでした。
なので、
実技試験も決して甘く見ないよう気を引き締めていきましょう。
では、全体での合格率はどのくらいなのでしょうか?
平成19年度では、全体の51.3%の合格率です。
まぁ例年だいたいそのくらいですね。
半分は受かって半分は落ちるということです。
ケアマネの合格率20%から比べれば全然高いですよ。
がんばれば絶対になんとかなります。
これから勉強を始めようとしている人、途中であきらめずがんばってください。
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