|
|
介護福祉士 教科別試験対策 「老人・障害者の心理」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
精神障害の主な原因・・・
@内因・・・個人のもつ内在的な原因、素質
A外因・・・身体的な要因
B心因・・・心理的・社会的な要因
@内因性精神障害・・・
発病の原因が、個人の素質に基づくところが大きいとされる精神障害。
代表的なものに
「統合失調症」「躁うつ病」「非定型精神病」「真性てんかん」などがある。
A外因性精神障害・・・
身体的要因に基づく精神障害のこと。
代表的なものに
頭部外傷、髄膜炎、梅毒、ウィルスなどが原因の「器質性精神病」
感染症、内臓疾患、内分泌疾患などが原因の「症状性精神病」
アルコール中毒、薬物中毒などが原因の「中毒性精神病」などがある。
B心因性精神障害・・・
心理的、社会的要因が原因で起こる心身の機能障害。
神経症・・・心因性精神障害の最も代表的なもの。
不安神経症、恐怖症、強迫神経症、抑うつ気分、心気症など。
心身症・・・身体症状を主とする疾患であるが、その原因が身体的なものではなく
心理的要因に基づくもの。
過呼吸症候群、心因性疼痛など。
その他・・・心因反応、PTSD(心的外傷後ストレス障害)
@統合失調症・・・
主には10代後半から20代に発症し、慢性に進行する精神疾患。
人口における生涯有病率は、1.0〜1.5%で、100人に1人くらい発病する。
遺伝的背景や原因についてはいまだに十分明らかになっていない。
A躁うつ病・・・
統合失調症と同じく、内因性の精神障害の代表的なものの一つで、抑うつあるいは
爽快といった感情の変化を主な症状とする。
※感情の浮き沈みが激しいということです。
躁うつ病には、躁とうつを波形に繰り返す「双極性」と、
どちらか一方を周期的に繰り返す「単極性」の2種類のタイプがある。
このうち、多いのは「単極性」で、「双極性」は少ない。
Bアルコール精神障害・・・
アルコール依存が原因で起こる精神障害を、アルコール精神障害という。
「コルサコフ精神病」・・・
慢性アルコール中毒による健忘症状で、健忘、記銘力障害、見当識障害、作話
などが見られる。進行すると、人格変化をともなったアルコール性認知症が現れる。
独学での学習に不安を覚えたら通信講座をオススメします。
介護福祉士通信講座の徹底比較をしたページはこちらから
<< 前のページへ │ メニューへ戻る │ 次のページへ >>
※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
|
|
|