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介護福祉士 教科別試験対策 「老人・障害者の心理」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
※老化による様々な機能低下は、身体的な影響だけでなく、外界との情報の取得を阻害する
原因にもなっており、他者とのコミュニケーションに弊害が生じたり、精神状態を不安定にさせる
要因にもなるため注意が必要です。
このことによって、ますます外に出る機会が減り、社会参加の機会がなくなり
家で閉じこもり気味になってしまい、さらに身体的な機能低下を招いてしまうという悪循環
を引き起こしてしまいます。
味覚の老化・・・
味蕾(みらい)や舌乳頭(ぜつにゅうとう)の減少・萎縮に伴い、味覚が鈍感になり
薄味を感じにくくなり、「甘いもの」や「辛いもの」などのはっきりした味を求めるように
なる。
記憶のプロセス・・・
@「記銘」・・・覚えこむこと。経験を積むこと。
A「保持」・・・@「記銘」した内容・体験を持続させること。
B「再生」・・・A「保持」している内容を・体験を意識にのぼらせ、再現する。
短期記憶と長期記憶・・・
短期記憶とは・・・
一時的な記憶のこと。15〜30秒程度で消失する。
電話番号をその場で覚えて電話をかけるといった場合がこれに当たる。
長期記憶とは・・・
長期の保持が可能で、再生することの出来る記憶のこと。
「ウェクスラー知能検査法」・・・
現在世界で最も使用されている知能テスト。
「D・ウェクスラー」は知能を、
「目的にかなった行動をし、合理的に考え、環境からの働きかけに対して効果的に
対処していく能力である」と定義している。
R・B・キャッテルは、知能を@「結晶性知能」とA「流動性知能」に分けている。
@「結晶性知能」・・・
学習や経験などにより獲得された能力に関連した知能。
単語の意味の説明などを求めるWAIS言語性検査によって測定することが出来る。
A「流動性知能」・・・
新しい環境に適応するための能力であり、新しい情報を獲得し、適切に処理していく
知能。積み木や符号問題のようなWAIS動作性検査により測定。
「A・H・マズロー」による「欲求の5段階説」
@生理的欲求 A安全と安定の欲求 B愛情・集団所属の欲求
C自尊欲求 D自己実現欲求
という5段階を経て人間の欲求が進んでいくと考えるもの。
「S・ライカード」は、定年後の高齢男性の性格を、適応という面から
5つの性格類型に分類している。
@円熟型
A揺り椅子型(安楽椅子型・依存型)
B鎧兜型(甲冑型・装甲型・防衛型)
C他罰憤慨型(外罰型)
D自己嫌悪型(自責型・内罰型)
この中で、生活に適応したタイプは「@AB」
生活に不適応のタイプは「CD 」
独学での学習に不安を覚えたら通信講座をオススメします。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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