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介護福祉士 教科別試験対策 「医学一般」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
コミュニケーション障害
・運動性失語・・・
相手の話していることは理解できるが、自分の考えていることを話すことが出来ない。
前頭葉の「ブローカ領域」に障害。
・感覚性失語・・・
相手の話を理解することが出来ず、意味不明の言葉を話す。
側頭葉の「ウェルニッケ領域」に障害。
※運動性は「(理解)出来る」、感覚性は「(理解)出来ない」と覚えます。
五十音順だと運動性の(う)、感覚性の(か)で、運動性のほうが先にくるので、
う→か 出来る→出来ない って覚えます。でも領域に関しては逆です。
こういう覚え方をしているのは僕だけでしょうか…。伝わりずらくてスミマセン。
・「失行」・・・
神経系にまったく異常がないのに日常生活動作が行えないこと。
・「失認」・・・
物を触ればわかるが見ただけではわからない、知人が誰かわからないなど。
また、片マヒのある方だと、マヒ側とは反対側の空間にあるものを全て無視してしまう。
※認識できない、ということですね。
・構音障害・・・
ろれつが回らない、言葉が不明瞭になる、など。
下の図をよく覚えておきましょう。
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脳血管障害 |
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脳内出血 |
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脳出血
くも膜下出血 |
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脳梗塞 |
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脳血栓
脳塞栓 |
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脳出血・・・
脳動脈の一部が切れて脳内に血液が流れ出てしまうこと。
血管自体は自然にふさがるが、流れ出た血液が固まって血腫となり、脳を圧迫したり
して障害が起きる。
吐き気・嘔吐・めまい・頭痛などが現れたあと、片マヒや言語障害などが現れる。
くも膜下出血・・・
くも膜と軟膜との間の隙間に出血が起きること。
激しい頭痛や嘔吐、痙攣、意識障害などが突然起こる。
脳血栓・・・
脳の動脈血管に動脈硬化が起きて、その結果徐々に血管が細くなり、
ついには詰まってしまい、その結果として起こるもの。
※文字通り、脳に血が詰まることです。
「アテローム血栓性脳梗塞」 → 脳の太い動脈に起こる
「ラクナ梗塞」 → 細い血管に起こる
脳塞栓・・・
心臓や首の動脈血管でできた血栓(血の塊)が脳の動脈血管に流れ着いて詰まって
しまい、その結果として起こるもの。
※脳血栓と違うのは、他で出来た血栓が、脳の血管を詰まらせるということです。
混同しないようにしましょう。
クロイツフェルト・ヤコブ病・・・
脳が「スポンジ状」になって認知症が進行し、やがて死亡する。
パーキンソン病・・・
脳の中の「黒質」にある神経細胞が減ることにより、ドーパミンが減少するために起こるもの。
@手足が震えるなどの「振戦」、A身体の筋肉が硬くなる「固縮」、B動作を行うのに時間が
かかる「無動・寡動」などの症状がある。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)・・・
筋肉を動かすための神経単位を「運動ニューロン」というが、
この部分が変化したり死滅するために全身の筋肉が萎縮し、運動機能が失われていく
疾患。
多発性硬化症・・・
神経線維の周りを取り囲んでいる「髄鞘(ずいしょう)」と呼ばれる部分が原因不明のまま
破壊される。
視力の低下や眼球震とう、複視など、主に目に障害が起こる。
「脊髄小脳変性症」・・・
小脳・脳幹・脊髄に変化が起こり、運動失調症が起こる。
歩行不安定、言語不明瞭、手仕事が出来ないなどの症状が徐々に現れる。
※エリカ様主演のドラマ「1リットルの涙」の女の子もこの病気でしたね。
脊髄損傷・・・
損傷部位によって障害の内容が異なる。
「頸髄」を損傷すると、四肢麻痺になり、脳に近い部分まで損傷を受けていると
呼吸麻痺になり人工呼吸器が必要。
「胸髄」を損傷すると、胴体と下肢 「腰髄」を損傷すると、下肢が麻痺する。
「ハンチントン舞踏病」・・・
自分の意思に反して手足、顔面などが踊りを踊るように不規則に動く。
また、認知症状や幻覚、妄想、人格障害なども現れる。
遺伝性で、多くが30代以降で発症する。
「筋ジストロフィー」・・・
遺伝性、徐々に筋力が低下する疾患。
5歳以下の男児に発症し、胴体が障害される。
いくつかの種類があるが、一般的には「ディシェンヌ型」のことを言う。
特徴としてはふくらはぎの筋肉は異常に太くなるのに、筋力は弱くなる。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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