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介護福祉士 教科別試験対策 「医学一般」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
気管支喘息・・・
空気の通り道である気管支がアレルギーなどで炎症を起こし過敏になり、
何かの刺激で腫れたり痰が出たりして狭くなり、呼吸が苦しくなる慢性の病気。
慢性気管支炎・・・
痰(たん)を伴った咳が、2年以上の長期間にわたって出ている状態。
タバコを長い間吸っている人や、大気汚染された地域に住んでいる人に多く見られる。
肺気腫・・・
肺胞が弾力性を失っているため、十分な呼吸が行えず、身体を動かしたときに
息切れが生じる。
肺血栓塞栓症・・・
肺動脈に血栓が詰まり、肺への血液の流れが悪くなる疾患。
腎炎・・・
腎臓の「糸球体」が障害され、たんぱく尿・血尿・浮腫・高血圧などの症状が起こる。
急性腎炎と慢性腎炎がある。
急性腎炎・・・
上気道が「溶連菌」に感染したあとに発症する。
浮腫・血尿・高血圧・蛋白尿。
血液中のクレアチニン、溶連菌に対する抗体が増える。
慢性腎炎・・・
経過とともに腎臓の機能が低下する。
蛋白尿と血尿。クレアチニンと「尿素窒素」の上昇、
「クレアチニン・クリアランス」の低下。
ネフローゼ症候群・・・
尿中に大量のたんぱく質が流れ出て、血液中のたんぱく質濃度が低下する。
浮腫や高脂血症。また、「免疫グロブリン」も尿中に排泄されてしまうため、
感染症にかかりやすくなる。
糖尿病性腎症・・・
糖尿病の3大合併症のうちのひとつ。高血圧を伴う。
進行すると腎不全になり、血液透析を受けなければならない。
腎不全・・・
腎臓の働きが低下した状態。
急性腎不全と慢性腎不全がある。
尿毒症・・・
腎機能が通常の10分の1以下に低下した状態。
尿素窒素やクレアチニンが通常の10倍くらいに上昇し、動脈血が二酸化炭素を
含んだ「アシドーシス(酸性血症)」の状態になる。
「尿路結石」・・・
尿中のカルシウム、マグネシウム、尿酸などが腎臓で結石となり、
尿管や膀胱などにつまって激しい痛みを起こす。
「膀胱炎」・・・
大腸菌などの腸内細菌が尿道をさかのぼって膀胱で増殖して起こる。
女性に多い。排尿痛や残尿感、頻尿が症状として現れる。
「神経因性膀胱」・・・
脊髄損傷や脳血管障害などで、大脳からの伝達経路に異常が起き、指令がうまく
伝わらず膀胱や尿道の筋肉が協調しなくない排尿出来なくなる状態のこと。
「前立腺肥大症」・・・
男性の尿道をとりまく前立腺が肥大して、尿道を圧迫し、排尿障害を起こす。
尿が細くチョロチョロとしか出なかったり、排尿に時間がかかったり頻尿になる。
※尿失禁には主に以下のような4種類があります。
ややこしくて覚えられないという方は、自分が働いているところの利用者を
思い浮かべると比較的覚えやすいです。
「あ、これは○○さんのことを言ってるな〜」とかね。
@「腹圧性」尿失禁・・・
おなかに力が入ったことにより尿が漏れてしまうこと。
※トイレ誘導時、トイレに座ったのに尿が出ない。しょうがないから立ってもらおうと
した瞬間におしっこが出てしまうのはこのせいですね。
A「切迫性」尿失禁・・・
尿意を感じるが、トイレに間に合わず我慢できずに漏らしてしまうこと。
※こういう人の場合は、トイレの近くに部屋を設定するか、ベッド脇にポータブル
トイレを設置すると良いですね。
B「溢流性(いつりゅうせい)」尿失禁・・・
尿意を感じても自分では排尿が出来ず、膀胱が尿でいっぱいになると
少しずつ漏れてしまうこと。
※トイレへ連れて行っても排尿しない。でもオムツにはいつも排尿(+)。
それはこのタイプだからかもしれません。
C「反射性」尿失禁・・・
尿意が感じられないのに、膀胱にある程度尿が溜まると膀胱が反射的に反応して
尿が漏れてしまうこと。
独学での学習に不安を覚えたら通信講座をオススメします。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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