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介護福祉士 教科別試験対策 「医学一般」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
免疫とは、異物などが自分の身体の中に入ってきたときに、人体がこれを排除しようと
するはたらきのことをいう。
人の身体の中には、侵入してきた細菌などを貧食する食細胞として、
「白血球」と「マクロファージ」がある。
また、「NK」細胞も異物を排除するはたらきを持っている。
これらは、抗原の種類に関係なく自然に起こる反応であるため、
「非特異免疫」と呼ばれている。
「リンパ球」に含まれているT細胞とB細胞は、特定の抗原にのみ反応するため、
「特異免疫」と呼ばれる。
抗原が人体に侵入してくると、リンパ球がこれを異物と判断し、抗原と結合する
「免疫グロブリン」が作られる。これが抗体(Ig)で、A・D・E・G・Mの5種類ある。
抗原が体内に侵入した際に起こる反応によって、疾患を起こしたり人体に
影響を及ぼすことを、アレルギー反応という。
T型アレルギー・・・すみやかに反応が起こる。アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくなどが
これにあたる。
U型アレルギー・・・体内の細胞や組織に対して抗体が作られてしまう。
不適合輸血や、血小板減少性紫斑病など。
自己免疫疾患(下記参照)。
V型アレルギー・・・抗原と抗体が結合した複合体が大量に作られ、
抗体を補助し、抗原を貧食する補体が抗体まで傷つけてしまう反応。
全身性エリトマトーデス。
自己免疫疾患。
W型アレルギー・・・バラバラになった抗体がT細胞を刺激することでサイトカインという
物質が発生し起こる。発生までに時間がかかる。
自己免疫疾患とは、
通常、抗体が自分の身体に攻撃をすることはないが、「自己」と「非自己」の区別が
つかなくなり、外から侵入してくる異物だけでなく、自分の細胞やたんぱく質までも
異物とみなし攻撃してしまうことをいう。
「全身性エリテマトーデス」・・・
20〜30歳代の若い女性に多く発症し、男女比は1:9くらい。
発熱、全身の倦怠感、体重減少などの全身症状がある。皮膚症状として、頬から鼻にかけて
現れる紅斑がある(蝶形紅斑)。
寒冷時に手足が白くなり、紫や赤に変色する「レイノー現象」もみられる。
「関節リウマチ」・・・
女性に多く見られ、40代が最も多い。手や指の小さな関節から痛みや腫れが始まり、
徐々に他の関節に痛みや腫れが現れる。
放置すると徐々に関節が変形し、機能が失われる。
「ベーチェット病」・・・
30歳前後に発症しやすく、男女による差はない。
好中球という白血球の活動性が異常に高まり、皮膚や眼を中心に好中球が集まりやすくなって
炎症を起こす。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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