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介護福祉士 教科別試験対策 「医学一般」 |
介護福祉士学科試験の教科別の試験対策です。
全ての範囲を網羅しているわけではないですが、ちょっと暇つぶし程度に出来て
意外に記憶に残るようなものにしていきたいです。
各項目の勉強するためのポイントであったり、穴埋め問題であったりとその形は様々です。
なお、問題に関しては、空白の部分を反転させると解答が出るようにしてあります。
人体は、約「60兆」個もの細胞で構成されている。
人間の染色体の数は、「46」本。
「22」組「44」本の常染色体と、「2」本の性染色体がある。
※ちなみに、性染色体がXXだと、男ですか?女ですか? → 「女性です。男はXY。」
「細胞」が集まり、連結して機能するものを組織という。
人体には様々な組織があるが、主な種類は次の5つ。
・「上皮」組織・・・身体や臓器の表面を覆う組織。皮膚や粘膜のこと。
・「皮下」組織・・・皮膚の下にあり、身体の保護・保温の働きをし、脂肪細胞に脂肪を蓄える。
・「結合」組織・・・各組織や器官を連結する。
・「支持」組織・・・骨や軟骨が主となって身体の形を支える。
・「神経」組織・・・脳から全身に張り巡らされ、脳からの指令の伝達、受けた刺激を脳に伝達する。
複数の組織が集まって一定の働きをするものを「器官」という。
成人の身体は、全体の約「60」%が体液で構成されている。
血液の約45%が赤血球や白血球、血小板などの「血球」成分で構成され
残りの55%は「血漿」成分で構成されている。
消化作用には主に3つの種類がある。
@「機械的」作用・・・食べ物が口腔で砕かれたあと、もまれたりつぶされたりしながら
胃や腸の蠕動運動によって下へ送られる作用。
A「化学的」作用・・・消化液に含まれる消化酵素によって食べ物を分解する作用。
B腸内微生物による作用・・・大腸に常駐する微生物によって食べ物を分解する作用。
この作用によって「ビタミンK2やB郡」が作られる。
Q.食道と気管、どちらが背中側にあるでしょうか? A.「食道」
胃液の主成分は、「胃酸」と「ペプシノーゲン」。
小腸は3つの腸によって構成されている。
消化、吸収の大部分が小腸で行われる。
@十二指腸・・・20〜30センチの長さ。胆汁と膵液が流れ込み、分解が進む。
A「空腸」・・・小腸の約4割を占める。粘膜に多くのひだがある。さらに分解が進む。
B「回腸」・・・分解も行うが、ここでは吸収が中心となる。
・肝臓の代謝機能
肝臓には、吸収された栄養素を別の成分に変えて蓄え、必要なときに分解して
エネルギーを生産したり、肝臓で生成した物質を血液を通して全身に供給する。
この代謝機能は、もとになる栄養素によって3つの種類に分かれる。
@糖質代謝・・・糖質は、「グリコーゲン」として肝臓に蓄えられる。
Aたんぱく質代謝・・・たんぱく質は、小腸でアミノ酸に分解されてから肝臓に運ばれる。
このアミノ酸から「アルブミン」や「グロブリン」などたんぱく質が合成される。
不要なアミノ酸はアンモニアから尿素へ分解され、尿として排泄される。
B脂質代謝・・・脂質は、酵素によって脂肪酸と「グリセリン」に分解され、吸収される。
胆汁は、「肝細胞」で合成され胆道をと通って十二指腸へ分泌される。
膵臓には、消化にかかわる膵液を分泌する「外分泌機能」と、
ホルモンを血液中に分泌して全身に作用する「内分泌機能」とがある。
※膵液には「トリプシン」「キモトリプシン」
「アミラーゼ」「リパーゼ」などの消化酵素が含まれている。
※膵臓には内分泌にかかわる細胞が集まった「ランゲルハンス島」あり、そのうちの
β細胞には「インスリン」が、α細胞には「グルカゴン」が合成される。
→どっちがどっちだかわかるようしっかり覚えておきましょう。
独学での学習に不安を覚えたら通信講座をオススメします。
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※このページが原因で実際の試験で生じた問題の解答間違いやミスに関しては一切責任は
負えませんのでご了承ください。
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